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メンターの経歴

建設業のプロジェクトマネージャーとしてのキャリアをスタート

東京の私立開成中学・高校を卒業後、東京大学工学部土木工学科を卒業。優秀卒業論文に授与される「田辺賞」を受賞した後、同大学修士へ進学。修士号取得時にも優秀論文に授与される「古市賞」を受賞。​

1998年、鹿島建設株式会社に入社。首都圏の大動脈である小田急線複々線化工事の現場監督や、首都高速中央環状線を構成する国内最大級の地下トンネル工事の設計主任を歴任する。この頃、1級土木施工管理技士資格を取得。

グローバル視野の獲得

入社6年目に、同社からこの年唯一の海外派遣社費留学生に選抜され、建設分野の名門として知られる英国ロンドン大学UCLバートレット校へ留学。建設経済学・マネジメントの修士号を取得。その直後、海外事業での適性を期待され北アフリカ・アルジェリアの国家プロジェクトで日本企業が受注する最大規模の案件・アルジェリア東西高速道路建設工事の立ち上げを担当する。

さらなるキャリアの拡張にシフト

35歳時、10年間勤務した鹿島建設を退職し、グローバルに活躍する場を求めて米国・ゼネラルエレクトリック(GE)社へ。統計学をベースとした経営手法のシックスシグマを実践するプロジェクトマネージャー「ブラックベルト」として2年間で不動産部門の経営課題を解決する複数のプロジェクトを成功に導く。

​この頃、当時の形式におけるTOEICにて990点(最高点)を取得。また、宅地建物取引主任者の資格試験にも合格。

コンサルティング業界でのキャリアの深化

このタイミングで、グローバルな視点から建設業の経営課題を解決できる稀有なコンサルタントとしてアクセンチュアから声がかかり、業界初の試みとなる建設業の土木CAD製図・建築3Dモデル(BIM)のインドへのアウトソースプロジェクトをリードすることになる。2年半にわたりインド人エンジニアのチームを取りまとめて成果を出し続け、クライアントへの信頼を勝ち取る。

成長企業での学び、そして新たなステージへの挑戦中

2013年に、プロジェクトマネジメントとシックスシグマ及びビッグデータを活用したハンズオンによる問題解決の手腕を買われ、GAFAの一角でインターネット通販の巨人と称されるアマゾンジャパンにヘッドハントされ全国物流ネットワークの計画を行う。1年半後、社長の右腕として活躍することを期待され社長室秘書役に抜擢。2年間にわたり本国上層部との経営会議の取りまとめや意思決定のサポート、全国の部署への社長方針の浸透、経営課題の解決に尽力し、同社の急成長を支える。2018年からは同社の最先端技術・Amazon Echo/アレクサを取り扱うデジタルデバイスのマーケティング活動をリードした。

そして2019年末からは、自らのキャリアの幅をさらに拡げる挑戦として未経験業界である外資系損保会社へ転職。未知の領域へ挑戦することの楽しさと「拡げるキャリア」の形成を身をもって体現している。


コーチ・メンターとしての実績

鹿島建設時代には、アルジェリアで多国籍メンバーのチームをリードし、日本人と働くのは初めてというメンバー達のチームビルディングを経験。また、優れた人材育成で知られるゼネラルエレクトリック社(GE)在籍時には、マネジメント研修にてコーチングやプレゼンテーション技術の基礎を習得。アクセンチュアでは、バンガロールに在籍するインド人エンジニアのチームをリモートで管理しつつ、日本の土木技術・クライアントや業界の風習に関する教育やモチベーションの管理を実践。クライアントへのバリューを提供し続けられる組織を立ち上げた。

アマゾンジャパンでは、顧客視点を徹底するための100人規模を対象とした社内研修講師(有資格者は国内に4名のみ)を四半期毎に担当するとともに、中途入社や若手の社員のメンターとして優れた傾聴技術を活かし、彼らが一刻も早く社風に馴染めるようにモチベーション向上の支援を行った。

今回立ち上げた「プライベート・メンター」は、20年間にわたるキャリアの集大成として、より広く世の中に「キャリアを拡げる楽しさ」を伝えるための活動である。

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